今回は講師に、なかむら第二針療所・草津栗東鍼灸院 総院長の中村一徳先生をお招きし、「不妊症鍼灸のスタンダードと最近の知見」をテーマにご講演いただきました。
少子高齢化が進み注目される不妊症の鍼灸治療。ここに病態分析に優れた西洋医学的な効果判定、西洋医学的病態把握と緻密に対応できる鍼灸治療を融合させ、段階的、周期的な治療で卵胞発育、内膜状態等が良好になることを多くの症例報告とともに、経済誌の記事等を参考に少子化対策や不妊症治療の考え方を紹介されました。
また、医師との連携では“知識のレベルアップ”の必要性を力説され、英文医学雑誌や自然科学雑誌を推奨されました。