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第16回(公社)日本鍼灸師会全国大会in東京

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約2分

第16回(公社)日本鍼灸師会全国大会in東京
令和3年10月24日(日)25日(月)としま区民センター

 今回の全国大会は、新型コロナウイルスの影響により1年延期、初のハイブリット方式による開催という異例の大会となりました。

夏からの急激な感染拡大により開催も危ぶまれましたが、感染も落ち着き、小規模ながらも70周年記念式典も併せて無事に開催することができました。

今大会のテーマは「変わる社会、変わらぬ鍼灸」。2日間で5つの講座が設けられていました。

青年部主催の「鍼灸を企業(起業)せよ」では、経営戦略としてのブランディングやコンセプトの明確化を解説されました。「健康経営実践企業における鍼灸ケアについて」では、鍼灸師、企業、行政の立場から社員や社会の健康問題にどのように鍼灸師が関わって行けるのか?東京都鍼灸師会のヘルスケア鍼灸師委員会の実践も交えながら解説いただけました。「我々の既得権の現状」では、戦後、鍼灸師がどのように立場を主張し守ってきたのか、そして医療人として社会に認知されるにはどのような資質と行動が求められるのかなどを解説いただきました。「鍼灸院経営~フィールドによる違いとは~」では、多店舗経営、往療、美容、個人経営など立場の違う臨床家の経営実態や考え方、日々実践している具体的な内容を報告いただきました。「大学病院で活躍する鍼灸師の実技と講演」では東京大学、慶応義塾大学病院で実践されている治療手法や80番鍼を使用した治療の実技(VTR)などをご紹介いただきました。

70周年記念式典の講演や、上記の講演を聴講し、改めてこの業界を守り育ててきた先輩方や、仲間たちの想いに触れることができ、自分たち世代のやるべきこと、自分の目指す方向が少し見えたように思います。

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