＜顔面神経麻痺に関するWebセミナーについて＞
5月に出版される顔面神経麻痺診療ガイドライン2023にて、鍼灸が弱く推奨される（これまでは推奨しないと記載）との記載に関連し、粕谷大智先生が講師で「顔面神経麻痺における鍼灸の役割と治療の実際」と題するWebセミナーが開催されます。
本セミナーの主催者は、刹那塾という団体ですが、日鍼会と関わりのある粕谷大智先生が講師で自ら案内を頂いたこと、講義内容が新たに「鍼灸を推奨」と診療ガイドラインに記載される疾患であることから、理事会の承認を得て例外的にお伝えするものです。
麻痺の標準評価法や治療法、セルフケアなど、この分野での鍼灸師のスキルアップを目的とした内容とのことで、5/30は理論編で無料、5/31は治療編で有料になっています。
会員のみなさまに、ご参考までお知らせ頂ければと存じます。
なお、このご案内は特定の企業を支援する目的ではないことをご承知おき下さい。
なお、顔面神経麻痺については、今後、当会のEラーニングのコンテンツとして取り上げる予定とのことです。 只今、研修・学術委員会のメンバーが、コンテンツ充実に向けて鋭意取り組んでおりますので、
日本鍼灸師会のEラーニング利用勧奨を是非にお願いいたしますとの依頼を受けております。
そちらに関しましても、ご配慮いただけますと幸いです。
以上
会 場 ライブセミナー
セミナー名 顔面神経麻痺における鍼灸の役割と治療の実際
開催日 2023年5月30日（火）、31日（水）
時間 両日ともに21:00〜22:30
参加条件
1日目（理論編）は無料公開
2日目（実技編）5500円
刹那塾有料会員は無料
※30日間無料トライアルの方も参加可能
内容
1日目（理論編）
・顔面の筋・神経の解剖学的特徴
・麻痺の病態
・麻痺の6割は自然経過で治る（薬物や鍼灸は必要ない）理由
・麻痺の予後不良と良好の見分け方
2日目（実技篇）
・麻痺の早期回復に効果を出す鍼灸とセルフケア
・麻痺の後遺症の症状を軽減させる鍼灸とセルフケア
・診療ガイドラインの目的や作成過程、推奨度の経緯
・麻痺診療に対して医療連携と鍼灸師自身が身につけるべきツールについて
(参加URL) https://onl.bz/psV2Pem
講師プロフィール
粕谷大智
新潟医療福祉大学鍼灸健康学科 学科長
保有資格
はり師 きゅう師
略歴
東京大学医学部附属病院リハビリテーション部鍼灸部門主任 (公社)全日本鍼灸学会監事 日本心身健康科学会理事 宝塚療大学客員教授
メディア出演歴
「NHKためしてガッテン」、「NHK東洋医学ホントのチカラ」等
