~受領委任払い制度の現状と今後について~
講師:(一社)三重県鍼灸師会 業務執行理事 保険委員長 天野 治 先生
今年度の第3回学術研修会(療養費関連)を1月17日(日)に開催しました。今回は25名の参加者を迎え、毎年おこなっている保険取扱いに関する内容となりました。
「受領委任払い制度」が導入されて間もなく2年が過ぎようとしており、その間にさまざまな変更や改訂が行われていますが、天野先生からは療養費を取り巻く最新の情報とともに、保険審査・請求にかかわる業務において肌で感じたリアルな現状についても説明していだきました。 スタジオの様なウェブ研修配信会場
制度に関する知識を常にアップデートし、最新の状態にしておくことはたいへん重要な作業です。制度を正しく理解して運用することは、それを利用する鍼灸師の責務であると、改めて感じられる研修会でした。
本会も委員、事務職員がレセプトチェックをしていますが、この審査がオンラインになった場合も考えておく必要があります。
今年度を振り返ってみると、当初からコロナに振り回された1年でした。今年度の研修会はこの第3回が最終となりますが、コロナ禍における研修事業のあり方については、社会の動きなども良くとらえた上で検証し、来年度事業を策定して臨みたいと考えています。