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平成30年度 第5回学術研修会

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約2分
緩和ケアにおける傾聴技術と鍼灸の可能性 ~苦痛を訴える患者と向き合うために~

今年度最後となる第5回学術研修会は、平成28年にも講師としてお越しいただいた三重大学医学部付属病院 緩和ケアセンター 松原貴子先生に再度ご講演をいただきました。

緩和ケアにおいては、症状緩和のみに焦点をあてていても苦痛が緩和されないことも多く、苦痛と共に生きる患者さんを支える姿勢・態度、そして多くの職種の連携が不可欠とのことです。また、緩和ケアの現場に鍼灸師が参画することについては、実際の評価と期待のお言葉をいただき、われわれの活動の場としての可能性が十二分に示唆されたのではないかと感じました。

今回もご講演の中で、傾聴と共感をテーマとした演習を取り入れていただき、参加者もその重要性を再確認したと思いますが、苦痛のみならず、さまざまな背景や感情を受け止める機会の多い鍼灸師の日々の臨床の中に活かせるコミュニケーションスキルを改めて学ぶ機会となり、患者の皆さんを支える姿勢について考えさせられる内容であったと思います。                    

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