補瀉論から考える円皮鍼治療とその限界~その鍼が選手を苦しめる~
第1部は、スポーツボランティアで使用される皮内鍼(パッチ鍼)で有害事象が起こった事例をもとに、虚実補瀉の考え方を取り入れた施術の有効性と安全性の担保を説明します。
第2部は、まず方法論ありきという旧態然とした考え方を改め、トヨタ方式のCPDCAサイクルによる現状改善の仕方を提案し、質的向上を提案します。
第3部は、野球選手の腰痛を例に皮内鍼(パッチ鍼)の限界と実際の治療について、実技供覧とともに説明します。
今回は伝統鍼灸の立場から、臨床の現場で役立つ「体表観察から見える最適の方法論」が主なテーマとなります。
【講師】 川腰 剛(かわこし つよし) 先生
【所属】 和ら会副代表、和ら会真和塾講師、東京都鍼灸師会理事
【略歴】 2005年3月 東洋鍼灸専門学校卒業
同年10月 つよし.治療院 開業(東京都・三鷹市)
和ら会発足より運営に参加し、学術部長、副代表を務め、現在に至る。
【日 時】 2022年10月2日(日) 13:00~16:00
【定 員】 100名(オンライン開催)
【締 切】 2022年9月25日(日)
【参加費】東京都鍼灸師会会員(正会員・新卒会員・S会員・学生会員) 2,000円
東京都鍼灸師会 協力会員校専任教員 2,000円
日本鍼灸師会会員 3,000円
学生 3,000円
一般 5,000円
詳細は、東京都鍼灸師会ホームページをご確認ください。