このシンポジウムは厚労省に伝統医学担当者の設置のための政治活動の一環です。
背景をご説明申し上げます。
2022 年 1 月に伝統医学章が新設された ICD11 が発効しました。
これを機に中医学の国際化標準化が進むことが予想されています。

厚労省は ICD11 の採用を明言していますが、日本提案の伝統医学病名については採用しないとの議論があると聞いている状況です。くりかえされる漢方薬の保険薬価削除提案、生薬の国内生産の不良、鍼灸が医療で十分活用されていない、これら諸問題の根源は政府部内に伝統医学の部局がないことに由来いたします。

今回の国際シンポジウムは、伝統医学担当官設置への動きを推し進める活動の一環として、伝統医学とエビデンスの両方を重視した日本の漢方医学の姿勢を国際的に発信すべく企画いたしました。

これにより中国、韓国、欧米からの反応が高まり、設置せざるをえない状況になることを期しております。
メインイベントは COVID19 に対する学会主導研究の発表です。内容は新聞等マスコミに発表される見込みです。
きちんと漢方を認めてもらうためのエビデンスをようやく発表できるのです。
この研究にご支援ご尽力いただけた皆様方にあらためて感謝を申し上げます。

8 月 26 日 27 日のライブだけでなく、オンデマンドセッションについては 10 月末まで視聴できます。
参加費は決して安くはありませんが、この活動のための寄付とお思いになってご支援いただきたく存じます。

開催日時
ライブ配信 : 2022年8月26日(金) ～ 8月27日(土)
オンデマンド配信 : 会期終了後 ～ 2022年10月31日(月)
会場：オンライン開催
参加登録料：鍼灸師/その他（看護師の方・院生の方・研究者の方） 10,000円
学生（学部医学生の方、専門医学生の方） 無料　(※登録は必要です)

詳しくはHPをご覧ください→第 1 回漢方医学国際シンポジウム